くらし情報『全編手話の『三人姉妹』がロシアから来日』

全編手話の『三人姉妹』がロシアから来日

『三人姉妹』 photo:Viktor Dmitriev

photo:Viktor Dmitriev



1900年にロシアの劇作家アントン・チェーホフにより発表され、『かもめ』『ワーニャ伯父さん』『桜の園』とともに“チェーホフ4大戯曲”として広く知られる『三人姉妹』。その名作を全編手話で演じるという、ロシアはノヴォシビルスクのレッドトーチ・シアターによる実験的な舞台が、10月18日(金)に東京芸術劇場 プレイハウスで開幕する(ロシア手話上演/日本語・英語字幕付き)。声のない演技がチェーホフの人間ドラマの核心をかえって際立たせると、本国のみならずヨーロッパ各国の芸術祭でも話題となった作品だ。

演出を手がけたのは、まだ30代に入ったばかりだった2015年に同劇団の芸術監督に就任して以来、数々の話題作を生み出してきたティモフェイ・クリャービン。街でろう者が手話で話しているのを見かけ、「何について話されているのかは分からなかった一方で、彼らを完全に理解しているという感覚を得た」ことが、本作の出発点だったと言う。『三人姉妹』が日本でも人気があることに触れ、「日本の観客の皆さまも、私たちの『三人姉妹』に出会い、新しいチェーホフ劇の側面を発見できるものと確信しています」

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