【サンダンス映画祭2026レポート】観客賞を受賞した少女と父の物語
ワールドシネマ・ドラマチックコンペティション部門で観客賞を受賞した『Hold On To Me』は、11歳の少女と父の物語。
主人公イリスは、島国キプロスで、シングルマザーの母、兄と暮らす。母には恋人がおり、イリスはそれを快く思っていない。そんな折、父側の祖父が亡くなり、ずっと音信不通だった父が戻ってきた。まともな職にもついていない父には、親としての自覚も、わが子への愛情もない。娘と再会できたことへの喜びもない。それでも、孤独なイリスは、父に残って欲しいと思うのだった。
キプロス出身、ニューヨーク大学で学んだミアシニ・アリスティドー監督が手がける初の長編映画。
プレミア上映後、舞台に立った彼女は、観客席から大拍手が起きたことに感動し、涙を流した。23歳で初めて心理カウンセリングを受け、子供の頃に体験した親子関係がどれほど後の人生にも影響を与えるのかを知ったという彼女にとって、これは非常にパーソナルな映画。この前に作った2本の短編にも共通するテーマがあり、合わせて3部作と考えているとのことだ。イリスを演じるマリア・ペトロヴァが映画の主演を務めるのは、これが初めて。
キプロス、デンマーク、ギリシャの合作。北米配給はまだ決まっていない。
文:猿渡由紀
Courtesy of Sundance Institute
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