映画『離ればなれになっても』青春の“きらめき”がつまった本編映像が公開
『幸せのちから』『7つの贈り物』などで知られるガブリエレ・ムッチーノ監督の最新作『離ればなれになっても』が公開されている。本作はイタリアで生まれ育った4人の男女の40年に渡る友情、すれ違い、愛を描いた感動作だ。公開を記念して、登場人物たちがまだ若く、希望にあふれていた時代を描いた本編映像の一部が公開になった。
本作のはじまりは1980年代の初頭。ローマで暮らす16歳のパオロ、ジュリオ、リカルドはどこに行くにも一緒の親友で、そこに同級生の女性ジェンマが加わる。パオロとジェンマは瞬く間に恋に落ち、ジュリオとリカルドは廃車寸前のボロ車を自分たちで修理してブッ飛ばすことに夢中になっている。そして、ついにボロ車は蘇り、4人はドライブに出発。このほど公開になったのは、彼らの幸福な青春を切り取ったシーンだ。
彼らは車を飛ばし、「心を熱くしてくれるものに乾杯だ!」と笑いあう。しかし、やがて彼らに変化の時が訪れる。ある者はやむを得ない理由で町を離れ、ある者は自分の意志で故郷を去る。16歳からの40年間は人生が大きく動く年代だ。彼らは結婚し、仕事をはじめ、挫折したり、迷ったり、成功したものの環境になじめなかったりする。いつまでも一緒にいると信じて疑わなかった4人にも何度も試練が訪れる。
本作のポイントは、普遍的な友情や愛、人生のドラマを描く一方で、1980年代から現代までの“社会の変化”や“その時代ごとの希望のあり方の変化”を巧みに物語に織り込んでいることだ。
「1982年から2020年までの約40年間で驚くべきほどのことが変わりました」と語るムッチーノ監督は「4人が成長し、人生の節目を迎え、その過去を振り返る過程を捉えています。
青春時代に信じてやまなかった確信や、裏切り、失望、挫折。人生はそう甘くはないという強く厳しい教えを痛感しながらも明日を生きていく」と説明する。
そこで監督は自身が体験した時代の出来事や思い出を脚本に取り入れ、自分と同年代の俳優4人を映画の中心に据えた。
「この映画は私がこれまでに撮ってきた映画とは異なるジャンルだと思います。何故ならこの映画は、主人公達の内面の葛藤だけではなく、時間の経過が根底にあるから。時間と共に、彼らは誕生し内面が形成され、変化していく。己のコントロールが効かなくなってしまうところまでね。生きた時間、時代は登場人物を形作り、運命を作り、予期せぬ状況を提示し、選択を迫ります。
困難な状況に陥った時こそ、私たちは別の扉を開くのではなく、ひとつの真実の扉を開く機会を得ることができるんです」
観客は、成長していく4人を観ながら、自身がたどってきた時間や、忘れられない人を思い出すはずだ。その時、イタリアで暮らす男女4人の40年に渡る時間と、観客が歩んできた時間は共鳴する。本作のラストで、登場人物4人とあなたはスクリーンをはさんで共にこれまでの道のりと未来に想いをはせることになるだろう。
『離ればなれになっても』
公開中
(C)2020 Lotus Production s.r.l. -3 Marys Entertainment
提供元の記事
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