2021年11月28日 08:00
原田マハ原作のアートミステリーをWOWOWが映像化、『いりびと―異邦人―』放送&配信が開始!
人気作家・原田マハの美術小説をWOWOWが完全映像化した『連続ドラマW いりびと―異邦人―』の放送&配信が本日11月28日よりスタート。美術キュレーターだった経歴を持つ作者ならではのリアリティや細やかな描写も話題のアートミステリーが、全5話のドラマシリーズとして登場する。
物語の主人公は、稀代の美術収集家の孫娘であり、東京にある美術館の副館長を務める篁(たかむら)菜穂(高畑充希)。生まれながらの審美眼とアートに対する絶対的情熱を持つ菜穂が、ある無名画家の絵に出会ったのをきっかけに、華やかな画壇の陰で蠢く危険な人間模様に足を踏み入れていく。それは、亡き天才画家の死の真相に迫る行為でもあった……。
作品世界の幕開けとなる第1話の冒頭では、身重の菜穂が東京の喧騒を離れ、京都で静養している姿が映し出される。老舗画廊の3代目オーナー・一輝(風間俊介)を夫に持ち、彼との子を身ごもっている菜穂だが、自分の中にいる新しい生命の存在に違和感を隠せないでいる様子。しかも、慣れない京都での暮らしが、菜穂を“異邦人”のような気持ちにさせていた。
そんなある日、菜穂は立ち寄った画廊で、1枚の小さな絵“青葉”に心を奪われる。