GLAY「20年分の愛を込めて皆さんに届けたい」 7thアルバム『UNITY ROOTS & FAMILY,AWAY』を全曲披露するツアー完走
メンバーとともにコーラス隊総勢28名がステージに着くと、1曲目は「WE ALL FEEL HIS STRENGTH OF TENDER」。アルバムの1曲目に収録されており、ゴスペル要素の強い壮大なコーラスワークが印象的なナンバーだ。

TERU

HISASHI
そう、このライブは “アルバム完全再現ライブ”。アルバム通りの曲順で全て届ける、そして今のGLAYであればそれが出来る。そんなバンドとしての自信の表れとも言えるオープニングである。TERU(Vo.)の歌声と28名のコーラスが混ざり合い、GLAY流の讃美歌とも言えるパフォーマンスを魅せてくれた。
続いては、当時飛行機のCMソングでもあった「またここであいましょう」や、21世紀以降にリリースされたGLAYシングルの代表作とも言える「Way of Difference」を、勿論アルバムの曲順通りに披露。『UNITY ROOTS & FAMILY,AWAY』は前作『ONE LOVE』からわずか10カ月後にリリースされており、レコーディングも同時期にニューヨークで行われた作品。『ONE LOVE』はGLAYとしてのロックを強く押し出した作品であるが、この作品はTAKURO(Gt.)