くらし情報『ワニが1100体超!その理由とは? 『ワニがまわる タムラサトル』展示の様子をレポート!』

2022年6月21日 18:00

ワニが1100体超!その理由とは? 『ワニがまわる タムラサトル』展示の様子をレポート!

ワニが1100体超!その理由とは? 『ワニがまわる タムラサトル』展示の様子をレポート!

複数体が回る作品も
今回、展示室に合わせてつくられた新作のワニは、これまでで最大の約12メートル! ガバッと口を開けて、尾の先を曲げた迫力のあるポーズで緩やかに回転する姿はシュールでもある。


ワニが1100体超!その理由とは? 『ワニがまわる タムラサトル』展示の様子をレポート!

栃木の大きなスタジオで寄ったり引いたりしながら造形していったという新作
さらに、「大きさで攻めるなら、数でも攻めよう」とタムラ一人でつくったのが10〜15センチの約1000体のワニたちだ。「機械的に手を動かすなかで良し悪しの差がなくなり、良いものをつくらなきゃという邪念が消えてフラットな気持ちになった」という。外見は同じようだが、1体ずつに名前がつけられていて、ワニの裏側に記されているそうだ。

ワニが1100体超!その理由とは? 『ワニがまわる タムラサトル』展示の様子をレポート!

ワニが1100体超!その理由とは? 『ワニがまわる タムラサトル』展示の様子をレポート!

1体1体が回りながら、大河のような群れに
さらに、タムラが非常勤講師を務める宇都宮メディア・アーツ専門学校の学生、日本大学芸術学部デザイン学科有志、国立新美術館で開催されたワークショップの参加者がつくったワニたちのエリアもある。子どもから大人まで参加者それぞれのオリジナリティが現れた多様な造形が目を引く。「ワニに見えないような、得体の知れないものになるほど褒めました(笑)」とタムラ。美術館の学芸課企画室と教育普及室が協力し、展覧会に一般の人々が参加できる方法ともなった。

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