くらし情報『宇都宮美術館が開館25周年を記念し「時間」をテーマにコレクション展を開催 現代作家3名による新作展示も』

2022年9月16日 12:00

宇都宮美術館が開館25周年を記念し「時間」をテーマにコレクション展を開催 現代作家3名による新作展示も

たとえば、世界が戦争の恐怖に包まれた両世界大戦間の25年間に制作された日本とドイツの作品を並べて見ることで、新たな気づきが生まれることだろう。

コレクションから約200点を精選して展示する同展のもうひとつの呼び物は、大巻伸嗣、髙橋銑、力石咲という現役アーティスト3名が、同展のための新作を発表することだ。

外光が差し込む吹き抜け空間でインスタレーションを展開する大巻、同館での下見から着想した映像、写真、彫刻を出品する髙橋、色鮮やかな毛糸でオブジェや建物を編み包む従来を発展させ、糸をほどく様子も見せる新作を構想している力石。三者が三様に、宇都宮美術館の歴史に新たな視点をもたらしてくれるに違いない。

宇都宮美術館が開館25周年を記念し「時間」をテーマにコレクション展を開催 現代作家3名による新作展示も

力石咲《ニット・インベーダー in 常陸多賀》2016年撮影:木奥恵三 ©︎KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭
宇都宮美術館が開館25周年を記念し「時間」をテーマにコレクション展を開催 現代作家3名による新作展示も

髙橋銑《Cast and Rot No.25》2022年Photo by Ichiro Mishima, Courtesy of LEESAYA
宇都宮美術館が開館25周年を記念し「時間」をテーマにコレクション展を開催 現代作家3名による新作展示も
ペーター・ベーレンス《電気時計「シンクロン」》1907~08年
宇都宮美術館が開館25周年を記念し「時間」をテーマにコレクション展を開催 現代作家3名による新作展示も

高橋由一《中洲月夜の図》1878年
宇都宮美術館が開館25周年を記念し「時間」をテーマにコレクション展を開催 現代作家3名による新作展示も

清水登之《丘に憩う》1933年
【開催概要】
開館25周年記念全館コレクション展『これらの時間についての夢』
会期:2022年9月25日(日)

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