くらし情報『『泣く子はいねぇが』サン・セバスティアン国際映画祭にて、最優秀撮影賞を受賞』

『泣く子はいねぇが』サン・セバスティアン国際映画祭にて、最優秀撮影賞を受賞

『泣く子はいねぇが』 (c)2020「泣く子はいねぇが」製作委員会

(c)2020「泣く子はいねぇが」製作委員会



映画『泣く⼦はいねぇが』がサン・セバスティアン国際映画祭にて、最優秀撮影賞(Jury Prize for Best Cinematography)を受賞した。

本作は、新人映画監督・佐藤快磨によるオリジナル脚本作。青春の終わりをテーマに、迷いながら大人になっていく20代の若者たちの姿を描く。物語のモチーフとして、近年ユネスコの無形文化遺産に登録された来訪神行事「男鹿のナマハゲ」が重要な役割を担っている。いつまでも「父親」の自覚を持てない主人公・たすく役で仲野が主演を務める。

カンヌ、ヴェネチア、ベルリンの三⼤映画祭に次ぐ、由緒正しき国際映画祭、サン・セバスティアン国際映画祭(スペイン)のオフィシャルコンペティション部⾨で鮮烈のワールドデビューを果たした本作。現地時間9⽉26⽇に⾏われた授賞式で、最優秀撮影賞(Jury Prize for Best Cinematography)撮影:月永雄太が受賞した事が発表され、主要部⾨での⽇本映画の受賞は2011年『奇跡』(是枝裕和監督)の最優秀脚本賞以来9年ぶりの快挙となった。

なお本作は今後も、北⽶において最も古く、歴史のある映画祭の⼀つであるシカゴ国際映画祭のニュー・ディレクターズ・コンペティション部⾨、そして東京フィルメックスのオフィシャルコンペティション部⾨への正式出品も決定している。

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