2021年10月27日 18:00
劇団た組『ぽに』開幕直前インタビュー 藤原季節「シンプルに『あーおもしろい!』と言える作品です」
(C) JUNJI HATA
劇団た組の新作『ぽに』が10月28日(木)にKAAT神奈川芸術劇場 大スタジオで開幕する。
松本穂香が主演を務める本作のテーマは「仕事とお金の責任の範囲」。稽古序盤に行った 松本と作・演出の加藤拓也の対談(dpia-app://contentAll?contentId=20e6ed61-8e71-4cd9-b558-97fb9e543e3e&contentTypeId=2) では、本作がこれまでの劇団た組作品とは違うつくり方になるという話もあったが、稽古が進み、どのような作品になりつつあるのか。開幕を2週間後に控えた稽古場より、加藤作品の舞台に参加するのは4度目となる藤原季節に話を聞いた。
“遊び上手”な先輩たちから学ぶ物語に飛び込む大胆さ
――藤原さんは「『ぽに』おもしろいです」とツイートもされていましたが、お稽古はいかがですか?
おもしろいです。こんなにシンプルにハッキリと「おもしろいです」と言えてしまうことってあまりないなというくらい。例えば、グッとくるメッセージがあったり、いろんな感情を伝えられすぎちゃうと、シンプルに「おもしろい」ってことにはならないじゃないですか。