2022年7月12日 18:00
『美少女戦士セーラームーン ミュージアム』六本木ミュージアムで開催中 貴重なカラー原画の展示や没入型体験シアターなども
1990年代に一斉を風靡し、現在もなお国内外で高い人気を誇る少女漫画『美少女戦士セーラームーン』。本作の連載30周年を記念した展覧会『美少女戦士セーラームーンミュージアム』が、六本木ミュージアムで12月30日(金)まで開催中。原作者の武内直子が描き下ろした新作原画をはじめ、貴重なカラー原画を過去最大規模で展示するなど、600点を超える秘蔵資料が公開されている。
月刊誌「なかよし」(講談社)にて1991年から連載を開始した『美少女戦士セーラームーン』。単行本は17ヵ国語に翻訳され、アニメーションは40カ国以上で展開するなど、国内外で社会現象を巻き起こした。作品の舞台である麻布十番にもほど近い六本木ミュージアムで開催される同展では、没入型体験シアターやホログラム原稿など、作品世界を体験できるさまざまなしかけが施され、世代を超えて楽しむことができる。
セーラームーンミュージアム 外観
展覧会場の入り口に設置されているのは過去や未来を行き来できる「時空の扉」。この扉をくぐりぬけ、鑑賞者たちは過去の『美少女戦士セーラームーン』の世界へと赴いていく。
扉の先でまず体験するのは没入型体験シアター<セーラー・プリズム・シアター>。