2021年12月9日 17:00
演出・大関真×脚本・伊勢直弘が語る『SK∞ エスケーエイト The Stage』の魅力
伊勢メインキャストの中で、難しい技もやっていたのは彼だけ。「上手いな!」とびっくりしましたし、ジョーは第2部で大きな見せどころがあるので、俄然期待値が上がりましたね。
大関久保田くんのビジュアルは完璧ですね。お芝居について「こういうふうにやっていこうよ」と自分の背中を通してみんなに見せてくれて、伊万里くんとは違った意味で座組を引っ張っています。
伊勢Cherry blossomというキャラクターは、ジョーやシャドウとは違って我を出しにくい部分もあります。それでも彼らに負けない存在感を放っていたのは、久保田さんの実力ゆえ。堂々と舞台の空気を作っていると感じました。
大関輝山立くんは、葛藤を抱えて裏表のあるMIYAを演じるのはとても難しかったと思います。
でも、影の部分と、そこから暦とランガに出会うことによって陽の部分へ、という変化をしっかり表現してくれています。
伊勢本当に達者で、信頼できる役者さんですね。背伸びしている部分がありつつ年相応の葛藤もあるというMIYAの心理を、丁寧に盛り込んでくれました。あそこまできっちり見せ切ったのは、輝山さんの手柄だと思います。
大関石渡真修くんに演じてもらっている菊池忠は、第1部では一瞬しか出てこない。