朝ドラ効果? 山崎育三郎&古川雄大、3年ぶり『モーツァルト!』で衣装も新調 「毎回千秋楽のつもりで」
約3年ぶりに帝国劇場で上演されるミュージカル『モーツァルト!』の初日(4月8日)を控えるなか、ダブルキャストでタイトルロールのヴォルフガング・モーツァルトを演じる山崎育三郎、古川雄大が取材に応じ、意気込みを語った。
“音楽の天才”モーツァルトが駆け抜けた、歓喜と苦悩に満ちた35年の生涯を描き、日本のオーディエンスを魅了し続けている大ヒットミュージカル。2002年の日本初演以来、演出を手掛ける小池修一郎による最新演出バージョンが帝劇に帰還する。
NHKの連続テレビ小説『エール』での共演を経て、再びヴォルフガング・モーツァルトを演じることになり「朝ドラも含めて、これまでの経験を活かし、高め合ったものを発揮できれば。こういう状況だからこそ、ヴォルフガングが運命と戦い、人生を全うする姿から“エール”を送れれば」(山崎)、「ダブルキャストとして、頼れる先輩と一緒に高め合えたら。3年ぶりで小池先生にもより良い演出をつけていただいた。僕自身も作品も進化している」(古川)とアピールしていた。
おなじみの衣装で登場したふたりだが、実は今回の再演のために“新調”したものだといい、山崎は「僕はこの役を11年やっていますけど、ずっと先輩の衣装で……。