くらし情報『内野聖陽、岡本圭人ら出演 戯曲『M.バタフライ』32年ぶりの日本上演が決定』

2022年3月10日 14:30

内野聖陽、岡本圭人ら出演 戯曲『M.バタフライ』32年ぶりの日本上演が決定

『M.バタフライ』


世界 30ヵ国以上で上演されてきた戯曲『M.バタフライ』が、32年ぶりに日本で上演されることが発表された。

1960年代、文化大革命前夜の中国・北京。駐在フランス人外交官のルネ・ガリマールは、社交の場でオペラ『蝶々夫人』を披露した京劇のスター女優ソン・リリンに出会う。「東洋人らしい」慎み深さと奥ゆかしい色香を湛えたソンに、瞬く間に魅了され恋に堕ちていくルネ。やがて心を通わせ、人目を忍びつつ男女の仲になっていくが、その実、ソンは毛沢東のスパイであり、男だった。

あるフランス人外交官が国家機密情報漏洩という大罪を犯すほど愛に溺れた相手は、性別を偽った中国のスパイだった。本作は、この驚愕のニュースに触れた劇作家・デイヴィット・ヘンリー・ファンがその事実をヒントに、オペラ『蝶々夫人』を劇中に取り入れながら創り上げた戯曲。

ブロードウェイで上演されると、 京劇のもつエキゾチシズムや興味深い登場人物たち、そして、重層的な戯曲の構成が絶賛され、1988年トニー賞最優秀演劇賞を受賞。
日本では1990年に上演されて以来の上演となる。

本作の主人公、ルネ・ガリマールを演じるのは、徹底した役の掘り下げに裏付けされた演技力と圧倒的な存在感を放つ、内野聖陽。

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