藤田譲瑠チマ(c)スエイシナオヨシ
厳しく過酷な戦いがカタールで待っているが、日本はベストメンバーを組めなかった。『U23アジア杯』ではクラブの招集義務が発生しないため、これまで主軸を担ってきたMF鈴木唯人(ブレンビヤネス・イドラーツファーイーニング/デンマーク)やMF斉藤光毅(スパルタ・ロッテルダム/オランダ)、MF三戸舜介(スパルタ)、小田裕太郎(ハート・オブ・ミドロシアンFC/スコットランド)らを選出できなかった。それでも、大岩監督は「人数制限だったり、悩みだったりはこういう大会でメンバー選考するのに起こり得ること」と意に返さず。
4月8日からドーハでトレーニングを積むU-23日本代表はここまで順調な調整を見せている。4月11日、U-23イラク代表とのトレーニングマッチも1-0の勝利。試合は完全非公開のため、大岩監督は多くは語らなかったが、「いい状況が色々出たので、第1戦に向けて順調な調整になった。我々の狙いを出せていた部分と攻守で出せていない部分があった。トランジションの部分はみんな意識していたので、そこは良かったと思う」と手応えを口にした。
また日々のトレーニングでも天候が変わり、「いろんな条件で練習できているので、暑い日、雨の日、風の強い日と色んな条件で練習できているので、準備はできている」