米ミュージカル最長連続上演を記録する『The Fantasticks』10月より上演決定　主演は岡宮来夢

1960年にオフブロードウェイで初演されて以来、2002年まで42年もの間上演され続けていた名作ミュージカル『The Fantasticks』が、55年ぶりに日本で上演されることが決定。10月23日(日)から11月14日(月)まで日比谷シアタークリエにて上演される。

本作は『シラノ・ド・ベルジュラック』などで知られる仏劇作家エドモン・ロスタンの韻文劇『レ・ロマネスク』をもとに、シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』『真夏の夜の夢』のエッセンスを織り交ぜたストーリー。ロマンティックかつ普遍的で、誰もが経験する恋と人生の物語は、初演から６０年以上経過してもなお、多くのメッセージを投げかける、不朽の名作となっている。

アメリカでは1992年トニー名誉賞を受賞。その公演回数は17,162回におよび、アメリカにおけるミュージカル最長連続上演を記録している。日本では1967年、東宝創立35周年記念東宝ミュージカル特別公演として菊田一夫が製作を手掛け、芸術座で日本初演された。

このたび、55年の時を経て、東宝ミュージカルの次世代を担う実力派演出家、上田一豪の新演出により、シアタークリエにて、装いを新たに上演が決定。