「情熱のアランフェス×輝きのモーツァルト」 サントリーホールで名曲名演に浸るひとときを
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新年恒例の「ニューイヤーコンサート」で奏でられるウィンナ・ワルツやポルカの調べが一段落し、そろそろ本格的なクラシックの世界に浸りたいとお考えの方にピッタリのコンサートが『情熱のアランフェス×輝きのモーツァルト』公演だ。プログラムには、その名の通りスペインの作曲家ロドリーゴとクラシック史上屈指の天才と謳われるモーツァルトの代表作が並ぶのだから楽しみだ。
ギター史上最大のヒット曲の1つに数えられる名曲「アランフェス協奏曲」は、ジャズのレジェンド、マイルス・デイビスが名盤『スケッチオブ・スペイン』で手掛けたことでも知られる名旋律。オーケストラを背景に奏でられるギターの調べはまさに溜息モノの美しさだ。
そしてモーツァルトの「ピアノ協奏曲第21番」は、映画『みじかくも美しく燃え』で名高い名旋律。この2曲に加えてロドリーゴのもう一つの名曲『ある貴紳のための幻想曲』までもが楽しめるのだから素敵だ。ソリストには、新進気鋭の2人、河野智美(ギター)と八木大輔(ピアノ)が登場し、梅田俊明指揮、東京フィルハーモニー交響楽団とともに美しいハーモニーを醸し出す。しかも会場はサントリーホールとなればこれはゴージャスこの上なし!
名曲名演に名会場と3拍子揃ったイベントが目前だ。