森崎ウィン『Birthday Boy in Billboard Live』ライブレポート「エンターテインメントは人を救う力があると信じて」
とグラスを手にする。「かんぱーい!」とグラスを掲げると、グラスが触れ合う音、「おめでとう!」の声が客席から飛ぶ。誕生日祝いもあって、いつもよりハッピームードも高めなのは、気のせいではないはずだ。
そんなビルボードでの公演がラストということを惜しみつつ、今日、初めてライブに来た人もいるということで、改めて自己紹介も。
ニコニコしながら話し、ビルボードという会場への思いについても語る。
「ビルボードでライブしたいという思いがあって、目標のひとつでもあったんです。そこでライブをするということで、普段とは違う形でお届けしたいな、ということ。あとはやっぱりみなさんとの距離が近いじゃないですか。
だから音楽の粒をみなさんのところに降り注がせようかな、と」。音のひとつひとつをしっかりと届けたい、という想いを口にした。
大阪のビルボードでもライブを行ったが、「ビルボード合うね」という言葉ももらったそうで嬉しそうに笑顔を見せる。
ミャンマー出身で10歳のときに日本に来た、という自身のルーツについても触れ「24年もいればこれぐらい日本語も話せるようになるわな、っていうのもあって、だいぶ言葉も覚えました(笑)。