最新作にして集大成『トラップ』が公開間近! シャマラン映画になぜ惹かれるのか?
(C)2024 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED
M・ナイト・シャマラン監督の最新作『トラップ』が10月25日(金) から公開になる。シャマラン監督はこれまでにも多くのヒット作を世に送りだしており、本作にも大きな注目が集まっている。
M・ナイト・シャマランは1970年生まれの映画監督。『シックス・センス』や『サイン』『ヴィジット』など次々と新作を発表。近年も精力的に活動しており、2021年には登場人物が急速に老いていく奇妙な時空間を描いた『オールド』を、2023年には『ノック 終末の訪問者』を発表した。
振り返れば、シャマランは約四半世紀に渡ってペースを落とすことなく活動を続けている。どの監督作も自ら脚本を手がけ、ほぼ2年に1作のタイミングで新作が届く。どんなに映画界が変化しても、映画館に通っていれば必ず出会う男、これだけ映画をつくっても“驚きのタネ”が尽きない男、それがM・ナイト・シャマランだ。
一方で彼の作品は、サプライズと同じぐらい人間ドラマに力が注がれている。日本では劇場未公開の監督第2作目『翼のない天使』は、愛する祖父が天国にたどり着いたかどうか確かめるために奮闘する少年の物語。