2022年8月16日 12:00
森崎ウィン「一番体を使う舞台かもしれない!」 ミュージカル『ピピン』稽古場レポート到着
技が見事成功すると、全員でハイタッチ!見ているだけで心拍数が上がる。森崎が自分の稽古以外に、腕立て、逆立ち、懸垂など、常に体を動かしている姿も印象的。「待っている時間がもったいなくて、何かしていないと落ち着かない」という。
続いて、音楽スーパーバイザーのRyan Cantwellによる歌稽古。「Magic to Do」など全員コーラスのディレクションを行った。国王になったピピンを迎える「Morning Glow」について、Ryanは「みんなが一体になる、一番美しく歌えるナンバー。天国から降りてくる声のような」と説明。森崎の柔らかくしなやかな歌声と、コーラスの美しさと力強さがひとつになる。
次の稽古は、演出補Mahlon Kruseを中心にステージングが進められた。リーディングプレイヤーに見せられた新聞記事をきっかけに、父チャールズに反旗を翻す場面。ピピンは農民たちを鼓舞して、革命へと促していく。「農民はひとり100人分演じると思って」とより熱量を求められる。
続く場面は、ファストラーダがチャールズとピピンが対立するように企む場面。大きなBOXを使ったイリュージョンや、ナイフ投げも見どころで、よりスムーズに展開してメリハリがつくように、ブラッシュアップしていく。