2023年7月3日 11:30
オーストラリアを代表するアーティスト・ディーン・ボーエン、日本の美術館での初個展7月8日より開催
一方で、人々の暮らす家や、自動車、飛行機、船といった乗り物などもしばしば登場するが、これらは私たち人間の「どこか遠くへ旅立ちたい」という願いも表しているそうだ。
こうしたモチーフをときに単純化、ときに誇張して描いたカラフルな作品は、素朴な可愛らしさに満ちている。また、彫刻やアサンブラージュの多くは、まるで彼の版画作品から飛び出してきたかのような、どこか平面的な様相を見せており、平面も立体もともにボーエンならではの特徴的な造形となっている。
同展は、版画80点のほか、油彩や水彩、ブロンズ彫刻、アサンブラージュ、アーティストブックなど、全150点を紹介するもの。オーストラリアという大地のもつ風土と自然、そしてそこに生きる人やものたちを表現し続けてきたボーエンの、自然や生命に対する温かな眼差しにふれる機会となるだろう。
<開催情報>
『ディーン・ボーエン展オーストラリアの大地と空とそこに生きる私たち』
会期:2023年7月8日(土)~8月27日(日)
会場:群馬県立近代美術館
時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜(7月17日、8月14日は開館)、7月18日(火)
料金:一般800円、大高400円
美術館公式サイト:
https://mmag.pref.gunma.jp/
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