「かわいくてちょっと変」な動物たちが大集合!『アニマル&モンスター』太田記念美術館で
多様な視点から浮世絵を鑑賞する様々な企画展を開催している浮世絵専門の美術館、東京・原宿の太田記念美術館で、浮世絵に登場する様々な動物や妖怪に焦点をあてた展覧会が、6月23日(火)から8月23日(日)まで開催される。今回は、「かわいい」「怖い」「ちょっと変」をキーワードに、前後期合わせて140点の多彩な作品が登場する。
まず嬉しいのは、可愛さあふれる動物たちを沢山目にできること。ペットとして可愛がられているネコやイヌもいれば、人間のようなコミカルな動きをするキツネやゾウ、「猫又」のように手ぬぐいを頭に被って踊る姿がキュートな妖怪もいる。なかには、人間のような姿かたちに変身した動物たちも。とりわけ、ソバ屋やウナギ屋、銭湯といった様々なお店で、まるで人間そっくりにくつろいでいるネコたちの姿が愛らしい。
歌川芳員《東海道五十三次内 大磯 をだハらへ四り》(前期)
一方で、思わず「これ何?」と言いたくなる「ちょっと変」なキャラクターも登場する。石からトラの手足と尻尾が生えた空想上の生き物の「虎子石」や、人間の顔をした人面魚、十二支が一つに合体した動物、 さらには病気や薬、お金が人間の姿になったものなど、ヘンテコで不可解なキャラクターたちが、浮世絵師たちの豊かなイマジネーションを見せてくれる。
今回は、全140点の展示作品のうち、その約5分の1の27点が新収蔵品となる。同館では、これまでも動物や妖怪をテーマとした展覧会が開催されてきたが、何度見ても見飽きない愛らしい作品や面白い作品が並ぶことに加え、初のお披露目作品に出会えるのも楽しみなところだ。
なお同展では、前後期で全点が展示替えとなる。前期は、7月20日(月・祝)まで、後期は7月25日(土)から。展示替え期間中は休館となるので、ご注意を。
四代歌川国政《志ん板猫のそばや》(後期)
<開催情報>
『アニマル&モンスターかわいい・怖い・ちょっと変』
会期:2026年6月23日(火)~8月23日(日)
[前期]6月23日(火)~7月20日(月・祝)
[後期]7月25日(土)~8月23日(日)
※前後期で全点展示替え
会場:太田記念美術館
時間:10:30~17:30(※入館は~17:00)
休館日:月曜、7月21日(火)~24日(金)(※ただし7月20日(月)は開館)
料金:一般1200円、大高生800円、中学生(15歳)以下無料
公式サイト:
https://www.ukiyoe-ota-muse.jp/