エッセイストの石川三千花、“ファッション”から見るオードリー・ヘプバーンの魅力
オードリー・ヘプバーンの生誕90年を記念した「BS10スターチャンネル presents オードリー・ヘプバーン映画祭」の最終日となった6月16日、iTSCOM STUDIO&HALL二子玉川ライズでトークイベントが行われ、エッセイストの石川三千花、映画ライターの清藤秀人氏が出席。石川によるイラストを交えて、ファッションを中心に、ヘプバーンの魅力を語り合った。
日本初開催となる「オードリー・ヘプバーン映画祭」では、ファンなら見逃せない不朽の名作に加えて、貴重な劇場未公開作品を上映。出演作の写真パネル展、多彩なゲストを招いたトークイベントやミニコンサート、近隣する二子玉川エクセルホテル東急での期間限定コラボメニューなど、バラエティ豊かな催しが実施。映画史に燦然と輝く“銀幕の妖精”の魅力を発信した。
「50年代は、映画がファッションを発信した時代。特にオードリーは、パンツやサングラス、“アリアーヌ巻き”のスカーフといったアイテムを流行させたファッションリーダーだった」と語る石川。代表作の1つである『パリの恋人』に登場するウェディングドレスについては、「ネックレスもなくて、リボンだけ。