こだわり抜かれた『ソウルフル・ワールド』のジャズ音楽 NY&魂の世界で異なるミュージシャンが音楽を手がける
(C)2020Disney/Pixar.
2020年のクリスマス12月25日よりディズニープラスにて配信開始となった、“生まれる前の魂<ソウル>の世界”を描いたピクサー映画『ソウルフル・ワールド』。本作は音楽教師であり、ジャス・ミュージシャンを夢見るジョーが主人公であり、作中にもジャズ・ミュージックが多数登場する。また生まれる前のソウルの世界と、ジョーが暮らすニューヨークのふたつの世界が描かれるが、それぞれの世界をリアルに感じられるようにするため、ふたつの世界で違う作曲家が楽曲を担当していることが分かった。
本作の楽曲を担当したのは、「フォーブス」誌の“世界を変える30歳未満の30人”にも選出された新進気鋭のアーティストであるジョン・バティステ。さらに、1989年「ナイン・インチ・ネイルズ」の名義でデビューし、映画『ソーシャル・ネットワーク』の劇判を担当したことでアカデミー賞作曲賞を受賞したトレント・レズナーとアッティカス・ロスだ。バティステはジュリアード音楽院の修士課程を卒業し、ニューヨークにある国立ジャズ博物館のアート・ディレクターを務めるなど、音楽界の新進気鋭のアーティストとして今最も注目を浴びている。