まるりとりゅうが、初フルアルバムで掴んだ“らしさ”「これが自分たちの音楽」
写真:石丸敦章
3枚のミニアルバムのリリースを経て、ついにリリースされる1stフルアルバム『まるりとりゅうが』。デビュー直後に配信チャートで 1位を獲得した「気まぐれな時雨」、代表曲の1つとなっている失恋ソング「幸せになって」、現在放送中のTVアニメ『恋と呼ぶには気持ち悪い』エンディングテーマ「リナリア」など、これまでの活動の軌跡の中で生まれてきた楽曲が収録されている他、新境地も様々な形で示される作品だ。歌声の絶妙なコンビネーション、物語性に満ちた歌詞、瑞々しいメロディが満載の今作について、MaRuRiとRyugaに語ってもらった。
「これがまるりとりゅうがの音楽」というのがようやく見えてきた(MaRuRi)
MaRuRi(まるりとりゅうが)
――どのようなアルバムにしたいと思っていました?
Ryuga「全部がリード曲」っていうくらい1曲1曲が戦えるような、インパクトのあるものにしたいと思っていました。1stフルアルバムなので、「この楽曲たちを聴いていただければ、まるりとりゅうがの音楽がわかる」というものを提示したいという意図もありましたね。
MaRuRi3枚のミニアルバムをリリースしてきた過程で、さまざまなことにチャレンジしてきました。