まるりとりゅうが、初フルアルバムで掴んだ“らしさ”「これが自分たちの音楽」
言語化は難しいんですけど、「これはなんとなく違うな」っていう違和感がないものを追求していくと、男女で歌っても自然に聴けるものに仕上がっていくんですよ。そういう12曲が詰まっているのが今回のアルバムです。
まるりとりゅうが - リナリア
恋愛って「その人と付き合っていた時の自分が好きだった」っていうところもありますから(Ryuga)
――MaRuRiさんは、Ryugaさんが作る曲のどのようなところが好きですか?
MaRuRi毎回思うのは歌詞ですね。短い時間の出来事や気持ちが1曲の中に凝縮されていたりするのがすごいです。私は今までに2曲の歌詞を書いて、前作はリード曲(3rdミニアルバム『改めまして。』に収録された「目覚め」)になったので嬉しかったんですけど、やっぱり「Ryugaくんが作った楽曲に私が歌を入れる」というのが個人的にも一番しっくりきます。そして、何よりも私の声の音域的なこととかも一番理解しているのがRyugaくんなので、自分で作ったものよりも私の中にあるものを引き出してくれていますね。あと、今回のアルバムによってRyugaくんの作る楽曲の幅が広がったのも感じています。
今までは失恋ソングのイメージが強かったと思うんですけど、今回のアルバムに入っている「らしく。」