まるりとりゅうが、初フルアルバムで掴んだ“らしさ”「これが自分たちの音楽」
みたいな明るい曲もすごくいいですから。才能がどんどん開花していっていると思っています。
Ryuga急にそんなことを言ってもらえて、今、照れています(笑)。
――(笑)例えば、軽快でダンサブルなサウンドで切ない心情を歌う「どこにもないの」は、新鮮な作風ですね。
Ryugaそうなんです。歌詞はすごく苦しい気持ちを描いているんですけど、どこかサラッと聴けるサウンドなんですよね。最初の部分は失恋を描いたバラードっぽいサウンドですけど、いきなり曲調が変わるというのは、みなさんを引き込める意外性もあると思います。
――インスタに投稿した曲がもとになっているんですよね?
Ryugaはい。
違う曲同士を融合させたと言ってもおかしくないくらいの作り方をしました。この曲の最初の部分をインスタに載せていたんですけど、今回のフルアルバムに向けて楽曲制作をしていく中で、「あのフレーズをくっつけたら面白いんじゃないかな?」って思いついたんです。
MaRuRiこの曲を聴いて、「まるりとりゅうがは、こういうのもいけるんだ?」っていう発見がありました。
――新曲に関しては「シール」が、とても切ないですね。