劇団四季『バック・トゥ・ザ・フューチャー』開幕!“生みの親”が観客に「夢を諦めないで」とメッセージ(初日カーテンコールより)
劇団四季の最新ミュージカル『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が、4月6日に東京・JR東日本四季劇場[秋]にて開幕した。終演後の初日カーテンコールに、グローバルプロデューサーのコリン・イングラム、台本/共同創作者のボブ・ゲイル、作詞・作曲を務めたグレン・バラード、演出のジョン・ランドが駆けつけ、日本のファンと対面。代表して“生みの親”のひとりであるゲイルが「観客の皆さんも、夢を諦めないでください」とメッセージを送った。
台本/共同創作者のボブ・ゲイル(手前右)、作詞・作曲のグレン・バラード(手前中央)、演出のジョン・ランド(手前左)
原作は、1985年に公開されたSFタイムトラベル映画の金字塔である『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(ロバート・ゼメキス監督)。ミュージカル版は2020年にイギリスで開幕、2023年にはブロードウェイに進出し、ゼメキスが製作者のひとりとして加わったほか、脚本のボブ・ゲイル、音楽のアラン・シルヴェストリら映画の製作陣がそのままミュージカル版の創作に参加し創作された。映画公開40周年を迎える今年、開幕する日本版は、英語圏以外では初の上演となる。
ゲイルが、ゼメキス監督とともに『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の脚本を書き上げたのは、1980年のこと。「映画化したいと思ったが、スタジオからは42回却下されました。
もう1度言いますが、42回です(笑)。いわゆる“専門家”は、こんな小さな規模のタイムトラベルの物語は誰も見ないよと言ったんです」と振り返り、「それでも映画化の夢を諦めきれず、実現までに4年かかりました。そして成功を収めたのです」とその道のりを明かした。
そして、2006年にはミュージカル版の製作に向けて、再びゼメキスらとともに動き出し「今後は14年かかりました。ミュージカルにするには、どうしても我々のやり方で実現させたかったのです」と、長い時間を費やした理由を説明。「夢を実現させるのは、本当に大変な苦労があるんだとお伝えしたいんです。不可能だと思う瞬間もあるでしょう」と客席に語りかけた。
その上でゲイルは、献身的な姿勢で忍耐強くプロジェクトに参加した全関係者に対し、「一緒に夢を見た皆さんに感謝と敬意を払いたい。
見事に苦労が報われました」と感謝の言葉。ファンには「皆さんも、夢を諦めないでください。夢を実現させる道のりを、互いに応援し合っていきましょう」と力強く語っていた。
取材・文・撮影:内田涼
<公演情報>
劇団四季ミュージカル『バック・トゥ・ザ・フューチャー』
【クリエイティブ・チーム】
台本/共同創作者:ボブ・ゲイル
共同創作者:ロバート・ゼメキス
作詞・作曲:アラン・シルヴェストリ、グレン・バラード
グローバルプロデューサー:コリン・イングラム
演出:ジョン・ランド
デザイン:ティム・ハトリー
振付:クリス・ベイリー
音楽スーパーバイザー・編曲:ニック・フィンロウ
照明デザイン:ティム・ラトキン、ヒュー・ヴァンストーン
ビデオデザイン:フィン・ロス
音響デザイン:ギャレス・オーウェン
イリュージョン:クリス・フィッシャー
オーケストレーション:イーサン・ポップ、ブライアン・クルック
ダンスアレンジメント:デイヴィッド・チェイス
ウィッグ・ヘア&メイクアップ:キャンベル・ヤング・アソシエイツ
小道具:マーカス・ホール・プロップス
国際アソシエート・ディレクター:テイラー・ヘイヴン・ホルト
国際アソシエート・コレオグラファー:ベス・クランドール
アソシエート・装置デザイナー:ロス・エドワーズ
視覚特殊効果:ツインズFX
衣裳スーパーバイザー:ホリー・ヘンショウ
グローバルプロダクションマネージャー:サイモン・マーロウ
【日本スタッフ】
日本語台本・訳詞:土器屋利行
音楽監督:清水恵介
ファイト・ディレクター:栗原直樹
レジデント・ディレクター:布施陽由、山下純輝
振付アシスタント:松島勇気
技術監督:栁澤学
日程:2025年4月6日(日)~ロングラン上演
会場:東京・JR東日本四季劇場[秋]
チケット情報:
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2456223(https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2456223&afid=P66)
公式サイト:
https://www.shiki.jp/applause/backtothefuture/
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