将軍・渡辺謙とインカ王・宮沢氷魚が対決 5月15日よりPARCO劇場にて開幕の舞台『ピサロ』稽古場レポート&写真到着
2021年5月15日(土)~6月6日(日)まで、PARCO劇場にて上演される舞台『ピサロ』の稽古場レポートと写真が到着した。
『ピサロ(原題:ザ・ロイヤル・ハント・オブ・ザ・サン)』は16世紀、167人の寄せ集めの兵を率いて、2400万人のインカ帝国を征服した、成り上がりのスペインの将軍ピサロの物語。ニューヨーク劇作批評家賞など数多くの賞を受賞した英国を代表する劇作家ピーター・シェーファーによる傑作戯曲だ。日本初演は36年前の1985年のPARCO劇場。山崎努がピサロ、渡辺謙がインカ帝国の王・アタウアルパを演じ、観客に鮮烈な印象を残した。
昨年、渡辺は、自身に「俳優を一生の仕事とする」覚悟を決めさせる一本となった本戯曲に、タイトルロールとして帰還。しかも年齢が60歳、新生 PARCO劇場のオープニング・シリーズ第1弾ということで、渡辺にとってもPARCO劇場にとっても「Reborn」ともいうべき節目の上演になった。演出は、英国ロイヤル・バレエで長く活躍し、『ウィンド・イン・ザ・ウィローズ』で2014年ローレンス・オリヴィエ賞ベスト・エンタテイメント賞を受賞したウィル・タケット。
そして、ピサロに対峙する太陽の子・インカ王アタウアルパ役を演じたのは宮沢氷魚。