“猛暑も吹き飛ぶ”オルガンの荘厳な響きに身を浸すひとときを サントリーホール「オルガンZANMAI」
世界最大級の楽器”といえば、オルガンをイメージする方が多いのではないだろうか。
コンサートホールの中央にシンボルのように聳え立つオルガンの姿は、まさに“楽器の王者”と呼びたくなるような雰囲気を醸し出している。そしてもちろん、この巨大な楽器オルガンが奏でる響きは格別だ。風を送り込んで無数のパイプを鳴らすという、極めてシンプルかつ原始的な仕組みによって、小鳥のさえずりから雷のような響きまでを自在に操るオルガンは、紀元前の昔に発明されて以来、音楽の歴史にずっと寄り添ってきた極めて親密な楽器とも言えそうだ。そのオルガンの魅力をまる1日たっぷり楽しめるイベント「オルガンZANMAI(2020年8月16日/サントリーホール)」が開催される。
サントリーホールを舞台に行われるこのイベントは、オルガンにまつわる公演が一日になんと7つも集まる特別企画。初めてオルガンの音色を体験するお子様から、1度は聴いてみたいと思いつつ機会がなかったという方。さらには東京中、日本中のオルガンを知っているという方まで楽しめるよう、様々なプログラムが用意される。
まさに、サントリーホールが一日オルガンの音色にあふれる「オルガZANMAI」