名優・仲代達矢の想いに日本の俳優たちが共鳴 “8K撮影”股旅時代劇『帰郷』1月17日より限定公開
(c)「帰郷」時代劇パートナーズ
時代劇専門チャンネル20作目のオリジナル時代劇となる、仲代達矢主演、藤沢周平原作時代劇『帰郷』が、1月17日(金)より期間限定公開される。
『影武者』、『乱』の仲代が、藤沢原作の初期短編小説『帰郷』を手にしたのはおよそ30年前。 作品世界に強く惹かれた仲代は、「いつか主人公の宇之吉をやりたい」という想いを抱き続けてきたという。日本を代表する俳優の想いに共鳴し、常盤貴子、北村一輝、緒形直人、谷田歩、佐藤二朗、田中美里、前田亜季、三田佳子、橋爪功、中村敦夫といった豪華なキャストが集結し、『帰郷』が製作された。
監督を務めたのは、ドラマ『北の国から』の監督・杉田成道。仲代とは2015年の『果し合い』以来のタッグとなる。『果し合い』はニューヨークフェスティバル・ドラマスペシャル部門で金賞を受賞するなど高い評価を獲得。 あれから4年が経ち、87歳となった仲代を再び主演に迎え、京都の熟練のスタッフをはじめ撮影チームが再び集結した。
仲代演じる主人公・宇之吉は老いた渡世人。若かりし頃、訳あって木曾福島を出奔した宇之吉は、流浪の旅を続け、病に倒れた旅の空で見た風景に故郷への思いをはせる。