ジェイソン・ブラムのプロダクション会社ブラムハウスが『New York Times』の記事の映画化権を取得した。
ほかにも16社以上が名乗りを上げる中、見事に勝ち取ったという。記事は、メキシコの女性のリベンジ物語。この女性の20歳の娘は麻薬カルテルに誘拐され、女性は言われるままに身代金を払ったにもかかわらず、娘は殺されてしまった。警察がまるで頼りにならない中、女性は、変装するなどしてカルテルに近づき、娘を殺した人間をひとりずつ警察に知らせ、逮捕に導いていくが、最後に彼女は殺されてしまう。
ブラムハウスは低予算のホラーやスリラーをスマッシュヒットさせることで有名。この実話をどの監督に任せ、どんな作品に仕上げていくのかが注目される。
文=猿渡由紀