くらし情報『GLIM SPANKYが過去を起点に今を描く メジャーデビュー10周年記念ツアー最終公演オフィシャルレポート』

GLIM SPANKYが過去を起点に今を描く メジャーデビュー10周年記念ツアー最終公演オフィシャルレポート

『GLIM SPANKY 10th Anniversary Tour 2024』8月30日 東京・Zepp Shinjuku(TOKYO) Photo:上飯坂一

Photo:上飯坂一



GLIM SPANKYのメジャーデビュー10周年を記念した東名阪ワンマンツアー『GLIM SPANKY 10th Anniversary Tour 2024』の最終公演が、8月30日に東京・Zepp Shinjuku(TOKYO)で開催。そのオフィシャルレポートが到着した。

愛と期待に満ちたフロア。BGMが止みSteeleye Spanの「Gower Wassail」が大音量で鳴る。トラッドな旋律の力強さに思わず息を飲む。場内には緊張が走るなか、松尾レミ(vo/g)、亀本寛貴(g)が登場すると大きな拍手と歓声が。幾度と味わってきた定番のオープニングに覚えるスリルと興奮も、“メジャーデビュー10周年”と聞くとひとしおだ。

1曲目はそのメジャーデビューEP『焦燥』よりタイトル曲を。
今日この日だからこその剛腕直球ストレートが炸裂する。亀本による荒々しく太いリフ、静かな始まりから眼光の鋭さを増していく松尾の歌とメロディにフロアの熱はぐんぐん上昇し、ボトムの低いビートがサビで倍速になり疾走した瞬間に爆発。無数の拳とダンスによる熱狂の渦が巻き起こる。さらに『焦燥』より「Flower Song」

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