トロント映画祭:哀しくも詩的で妖艶な『Mothering Sunday』
01 Courtesy of TIFF
舞台は、第一次大戦の数年後。多くの若い命を失ったイギリスの人々は、できるだけ悲しみを忘れて、前に進もうとしている。だが、戦争の影は、まだあちこちにあり、人々に失ったものの大きさを思い出させるのだった。
トロント国際映画祭で上映された『Mothering Sunday』は、そんな状況下に置かれた若い女性ジェーンの姿を、ある日曜日と、近い将来、そしてずっと後の時代を行き来しつつ語るもの。身寄りのないジェーンは、裕福なニヴェン家のメイドとして働いている。ジェーンは、ニヴェン家が親しくするシェリンガム家の息子ポールと密かに親密な関係を持っていた。だが、兄弟で唯一、戦争を生き延びたポールは、両親の期待に応えようと、釣り合った身分の女性と結婚を決める。逢瀬はこれが最後と知るポールとジェーンは、その日、熱い時間を過ごす。
しかし、その後、予想もしないことが起こり……。
フランス生まれの女流監督エヴァ・ユッソンは、哀しみと甘い悦びが交錯するこの物語を、エロチックかつ詩的に描いていく。ジェーンを演じるのは、23歳のオーストラリア女優、オデッサ・ヤング。観客の目を惹きつけてやまない彼女は、今後ハリウッドで引っ張りだこの存在になりそうだ。ポール役には、『ザ・クラウン』のチャールズ皇太子役で知られるジョシュ・オコナー。出番は限られているが、ニヴェン家の夫妻を演じるコリン・ファースとオリヴィア・コールマンも、さすがの存在感を見せる。
文=猿渡由紀
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