くらし情報『過酷な運命を乗り越えたふたりの画家が描く牧歌的な風景の美しさ 『牧歌礼讃/楽園憧憬 アンドレ・ボーシャン+藤田龍児』開催中』

2022年5月5日 12:00

過酷な運命を乗り越えたふたりの画家が描く牧歌的な風景の美しさ 『牧歌礼讃/楽園憧憬 アンドレ・ボーシャン+藤田龍児』開催中

展示風景より


幸せに溢れた牧歌的な風景を描き続けたアンドレ・ボーシャンと藤田龍児。ふたりは生まれた国も、活躍した時代も異なるものの、過酷な状況のなかで絵を描いたなど、いくつかの共通点も持っている。東京ステーションギャラリーで4月16日(土)より7月10日(日)まで開催されている『牧歌礼讃/楽園憧憬 アンドレ・ボーシャン+藤田龍児』は、彼らの代表作が並ぶ展覧会。コロナ禍の影響により、予定していた展覧会の日程が大きく変わった影響で生まれたものだ。

フランスで活躍した画家アンドレ・ボーシャン(1873-1958)と藤田龍児(1928-2002)。新しい展覧会を立ち上げるため、学芸員それぞれが個人的に温めていた素材を持ち寄り、並べて検討していたときに、両者の作品が響き合っているように感じられたことから、時間をかけて今回の実現の運びになった。企画を進めていくうちに、全く異なる境遇、時代に生まれたふたりの画家であるものの、重なり合う部分が少なくないことがわかっという。

展覧会は藤田龍児のパートから始まる。
藤田は1928年に京都で生まれ、大阪を拠点に20代から活動していた画家。もともとは幻想的で抽象性の高い作品を描くことで知られていた。

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