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池井戸潤作品が初の舞台化! 有澤樟太郎×別所哲也で『民王』がミュージカルに

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池井戸潤作品が初の舞台化! 有澤樟太郎×別所哲也で『民王』がミュージカルに


2010年に刊行された池井戸潤による長編小説を原作としたミュージカル『民王』が、2026年9月から10月にかけて東京・シアタークリエ、大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ、福岡・博多座で上演される。池井戸の小説が舞台化されるのは本作が初となる。

本作は、現職内閣総理大臣の武藤泰山と、そのドラ息子で大学生の翔の心と身体が突如入れ替わったことで巻き起こる混乱を、社会や政治への皮肉・風刺を絡めながら描いたコメディ小説。2015年にはテレビ朝日系で初のドラマ化がなされ、2024年にはテレビドラマオリジナルストーリー『民王R』も放送。老若男女を問わず好評を博してきた池井戸作品の中でも、特に愛され続ける一作だ。

武藤泰山の息子・翔を演じるのは有澤樟太郎。2015年に俳優として活動を開始し、ミュージカル『刀剣乱舞』で人気を博すと、第69回NHK紅白歌合戦に刀剣男士として出場。その後、帝国劇場『キングダム』での壁役、『ジョジョの奇妙な冒険ファントムブラッド』での主演・ジョナサン・ジョースター役と、東宝製作の大作で立て続けに主要キャストを務めてきた。
2025年は『HERO』でシアタークリエ単独初主演を果たし、『ジャージー・ボーイズ』でのボブ・ゴーディオ役、『キンキー・ブーツ』での主演・チャーリー・プライス役なども好演。現在は『レイディ・ベス』に出演中で、テレビドラマ『オクラ〜迷宮入り事件捜査〜』でもメインキャラクターに抜擢されるなど、映像分野にも活躍の幅を広げている。

対する父親・武藤泰山役には別所哲也が決定。1990年にハリウッドデビュー、1999年からは俳優業の傍ら「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」を主宰し、文化庁長官表彰を受賞、観光庁「VISIT JAPAN 大使」 を務めるなど文化振興にも尽力している。舞台においても2003年から2011年まで『レ・ミゼラブル』のジャン・バルジャン役をはじめ、『ミス・サイゴン』『マイ・フェア・レディ』『ジョジョの奇妙な冒険ファントムブラッド』など数々の大作ミュージカルに出演してきた。

クリエイティブ陣も豪華な顔ぶれが揃った。脚本は、映画『シャイロックの子供たち』で第47回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞したツバキミチオが担当。音楽は、クラシックの高度な技巧に加え、独自の編曲や即興を融合させた演奏スタイルで国際的な注目を集め、YouTubeでは「Cateen(かてぃん)」名義で登録者155万人超の支持を誇るピアニスト・作曲家の角野隼斗が手がける。
演出は、舞台『千と千尋の神隠し』で演出補・レジデントディレクター、ミュージカル『ミス・サイゴン』『ムーラン・ルージュ』、舞台『キングダム』等で演出助手、舞台『ヒストリーボーイズ』『ハーヴェイ』で翻訳・演出を務めてきた永井誠が務める。

【ストーリー】
就任したばかりの現職総理大臣の武藤泰山と、武藤のドラ息子で大学生の翔の心と身体が、ある日突然入れ替わってしまい……!?原因も分からないまま、やむなく泰山の変わり身となって国会に出ることになった翔。遊んでばかりの日々を送ってきた翔には、国会で行われる討論や質疑応答など、到底理解できず、さらには文書に書かれた漢字すら読めず何度も誤読し、世間に大きな衝撃を与える。一方、翔の変わり身となった泰山もまた、翔が受けるはずだった就職面接を代わりに受けるが、政治家仕込みの横柄な態度で好き放題言いまくり、喧嘩別れに……。首相と息子の入れ替わりなど夢にも思わない世間では、ただでさえ一国の代表とは言いがたい言動に対する厳しい批判が渦巻く事態に。追い打ちをかけるように泰山のまわりでは、スキャンダルが発生。泰山と翔は混乱の中、この入れ替わりの真実に近づいていく──

<公演情報>
ミュージカル『民王』

原作:池井戸潤『民王』(文春文庫/角川文庫)
脚本:ツバキミチオ
音楽:角野隼斗
演出:永井誠

出演:有澤樟太郎別所哲也

【東京公演】
2026年9・10月
会場:シアタークリエ

【大阪公演】
2026年10月
会場:梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ

【福岡公演】
2026年10月
会場:博多座

公式サイト:
https://www.tohostage.com/tamiou/

ミュージカル『民王』キャスト&スタッフ コメント


■武藤翔役:有澤樟太郎
「このミュージカルで日本を元気にしたい」
そんな大きな野望さえ、叶ってしまいそうな作品です。
池井戸潤さん作品として初のミュージカル化に参加できること、本当に光栄に思っています。

そして素晴らしいスタッフ・キャストの皆さまと一から創り上げられることが、とても楽しみです。
別所さんと再び「親子」として共演できるだけでなく、前代未聞の「中身の入れ替わった親子」を演じられることも、今から待ち遠しくてたまりません!無限の可能性を秘めたこの作品を、ぜひ劇場で体感してください。皆さまとお会いできる日を、楽しみにしております!!

■武藤泰山役:別所哲也
あの!『民王』がミュージカルになる!?
僕が?別所哲也が、内閣総理大臣になる!
いや、バカ息子になる???!
未曾有の事態が、起きまくるらしい。。。(笑)
人生は、起承転結!いや、奇想天外な方が楽しいに決まってる。
いろんな「初!」が盛り込まれた真新しいこの作品に、まっさらなココロとカラダをゆだねよう!
役柄を通じて、共演の有澤樟太郎さんのココロとカラダを体現できるのも密やかな楽しみです(笑)!
素晴らしいクリエイティブクルーの皆さんと、共演いただく皆さんと
一緒に奇想天外・カラダ入れ替わりミュージカルに挑みまーす!

内閣総理大臣武藤泰山
別所哲也

■原作:池井戸潤
いつかミュージカルをやってみたいと思っていました。
その作品が『民王』になったのは意外でしたが、角野隼斗さんの楽曲で、きっと楽しい舞台に仕上がることでしょう。
拙著『民王』は2010年5月に上梓した政治コメディであり、ファンタジーです。あれから16年。
政治は迷走し、民主主義の根底が揺らぎ、秩序は崩壊しようとしています。
こんな時代だからこそ『民王』がミュージカル化されることに、意味があるのかも知れません。いまこそ皆が政治を語り、真剣に向き合うときがきたのでしょう。

■音楽:角野隼斗
ミュージカルの作曲に携わるのは今回が初めてで、池井戸潤先生からご指名をいただき大変光栄に思うと同時に、身の引き締まる思いです。世界が混沌としている今の時代だからこそ、政治というテーマをユーモラスに、そして痛快に描く『民王』の魅力をあらためて感じています。多くのミュージカルファンの皆さま、そして池井戸作品のファンの皆さまにも楽しんでいただけるよう、全力で作曲に取り組んでおります!

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