『時をかける少女』がミュージカルに! 田中梨瑚&蒼木陣が語る初のミュージカル版ならではの見どころは?
蒼木分かる分かる。「陣さん、それ歌わないっすよね?」とよく言われる(笑)。どの曲も耳に残りますよね。
――原作は筒井康隆さんの小説ですが、そこからテレビドラマや映画、アニメ映画などにも派生している作品ですよね。今回はミュージカル化ということですが、それぞれご出演が決まったときのお気持ちを教えてください。
田中もちろん『時をかける少女』は知っていました! 私はアニメ映画が一番馴染みがあったんですけど、このお話をいただいて、原作や原田知世さんが演じた映画(1983年公開)を見ました。今回のミュージカルは原作の要素は入っていますが、脚本家の園田(英樹)さんの色も足されていて。SF要素が強まって、原作よりももっと大きい幅の時空を超えるんです。
それに歴史的要素も加わって、めっちゃ時をかけれちゃう!(笑)
実は私は最初、ミュージカルとはお聞きしていなかったんです。途中から「歌が入る劇になるよ」と聞いて「歌えるんだ、楽しみだな」と思ったり、その後「ミュージカルになるから、踊るよ」と聞いて「踊るのか〜」と思ったり。いろいろな心情の移り変わりがありました。
蒼木僕は、ミュージカルでソロの歌唱パートを担わせてもらう機会が今回初めてなので、お話しいただいたときからずっとビビっていますね(笑)