宮野真守が映画『二ノ国』に懸けた想い「僕の全力を注ぎ込んだ役」
撮影/高橋那月
映画『二ノ国』が8月23日(金)より公開される。原作は、レベルファイブが手がける人気RPG『二ノ国』。ふたつの国を行き来する不思議な冒険の世界を、オリジナルストーリーで映画化。宮野真守は二ノ国の魔法宰相・ヨキのCVを務める。
「“命を選べ”というキャッチコピーの通り、命のやりとりという非常に重くて深いメッセージがつまった作品。シリアスなシーンも多いですが、だからこそ真に迫る表現になっているし、命の輝きが際立っていた。重大な選択に正面から向き合う主人公たちのまっすぐな想いが感じられる作品になっていると思います」
映画にこめられた深遠なテーマを、真摯に語る宮野。二ノ国に迷い込む高校生のユウとハル、そしてふたりの幼なじみであるコトナを演じた山崎賢人、新田真剣佑、永野芽郁の3人の演技からも、そんな“まっすぐさ”を感じたそう。
「僕は3人の後に録らせていただいたんですけど、みなさんがこの作品にかけたまっすぐな想いが声を聞くだけでも伝わってきた。そんな3人の演技を受けて、僕も感情が引き出されたところはたくさんありましたね」
キャストだけでなく、スタッフ陣も豪華だ。製作総指揮/原案・脚本は、『妖怪ウォッチ』『レイトン』シリーズの日野晃博。