2021年4月29日 17:10
BLUE ENCOUNT、喜びも悲しみも優しく包んだ横浜アリーナ公演「これからも俺たちはあなたの味方」
写真:浜野カズシ
熊本出身のロックバンド・BLUE ENCOUNTが、4月17日・18日の2日間に渡り、神奈川・横浜アリーナでのワンマン公演『BLUE ENCOUNT ~Q.E.D : INITIALIZE~』を開催した。
コロナ禍以降、エンタメ業界へ寄せられた声もしっかりと受け止め、初の横浜アリーナ公演に臨んだBLUE ENCOUNT。そんな彼らがこのライブへ持って来た答えは、このステージに矛盾なく体現されていた。
“証明終了”という意味を持つ、昨年11月にリリースされた最新アルバム『Q.E.D』。本来、単語の末尾にピリオドがついているが、このタイトルにはピリオドが無い。そのピリオドが無い未完成なのか、自由さを持て余しているのか、ありのままなのか、未知の部分もオーディエンスはよく知っているようで、アルバムタイトルのロゴが青く浮かび上がったステージセットをバックに大きなハンドクラップで田邊駿一(Vo&G)、江口雄也(G)、辻村勇太(B)、高村佳秀(Dr)の4人を迎えたオーディエンスの熱量は、スタートからとてつもない信頼関係を見せていた。
待ち望んだ横浜アリーナでの公演は、好評につき急きょ2日間の開催。