THE YELLOW MONKEY、幾多の思い出とともに新たな歴史を刻んだ横浜アリーナ公演レポート
さらに、昨年バンドが30周年を迎えたことに触れ、「40周年、50周年も、みんなとギンギラギンの恰好をして盛り上がりたいと、そのときは大きな声で叫び合えたらいいなと思っています」と伝えた。そして、「みんなが届けてくれた声と一緒に歌わせてもらいます」と言うと、事前にアプリやカラオケで募集したファンの歌声を会場に流した「バラ色の日々」へ。会場では歌声や歓声があげられないという状況下でも、お客さんと共にライブを作り上げる演出が大きな感動を生んだ。ラストを飾ったのは「悲しきASIAN BOY」。上手から下手へと猛ダッシュで駆け抜けた吉井が、「Are you No.1 Rock’n roll asian!!! THE YELLOW MONKEY!」と全力の叫び声をあげ、大きな拍手に包まれて本編は幕を閉じた。
「見てないようで見てる」から始まったアンコールでは、「横浜、負けるなよ!」と力強いエールを届けた「パール」のあと、メンバー紹介へ。「オン・ドラムス、ザ・イエロー・モンキーのエンジン、菊地英二、アニー!」、「オン・キーボード、職人、鶴谷崇!」、「リードギター、吉井和哉の永遠の恋人、菊地英昭、エマ!」