ひな祭り女子会で開運しちゃう? オトナ女子の正しい「桃の節句」の過ごし方
ひな祭り女子会で開運しちゃう? オトナ女子の正しい「桃の節句」の過ごし方
もうすぐひな祭り…といっても、「もう子どもじゃないし」とテンション低めのあなた。実は、ひな祭りはもともと「女の子の健やかな成長を願う日」ではなく、まったく違う風習だったこと、知っていますか?今回は、意外と知らないひな祭りのルーツと、オトナ女子のための過ごし方を紹介。上手に活用すれば、開運だってできちゃうんです。
●ひな祭りのルーツは古代中国の「上巳節」
ひな祭りの起源は、古代中国の「上巳節(じょうしせつ)」。3月の最初の巳(み)の日に行われた、邪気をはらうための行事だったのです。季節の変わり目は邪気が入りやすいとして、水辺で体を清め、桃のお酒を飲んで邪気をはらっていました。
一方、日本でも、田植え前の大事な時期としてこの時期に身を清める風習がありましたし、紙などで作った人形(ひとがた)、形代(かたしろ)に自分の災いや穢れを移して川や海に流す「流しひな」も古くから行われていました。これらの風習と、平安時代からの公家の女の子の人形遊びである「ひな(ひいな)遊び」、中国の上巳節が結びついて生まれたのが、ひな祭りだと考えられています。