最新作が話題の『スター・ウォーズ』だけど…実際に観たことがある女子ってどれくらい?
ついに12月18日に世界同時公開される『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』。テレビCMやさまざまな商品とのコラボなどでかなり盛り上がっていますよね。でも実際、『スター・ウォーズ』シリーズを観たことがある女子はどれくらいいるのでしょう。今回は、『スター・ウォーズ』についてのアンケートを実施しました!気になる結果は…?
●意外? ほとんどの人が知っているのに、観たことのない女子が約4割!
今回のアンケートでは、なんと669名もの方々から回答が寄せられました。旬の映画に対する、女子のリアルな現状が見られそうです。
まず、これまでに公開された『スター・ウォーズ』はエピソード1~6までの6作品。「あなたは映画『スター・ウォーズ』をご存じですか?」という質問には、予想どおり96.4%と、ほとんどの人が「知っている」と回答。女子にも高い認知度があることがわかりました。
知ったきっかけとしては、映画やテレビなどはもちろん、『スター・ウォーズ』の世界観が楽しめるディズニーランドのアトラクション「スター・ツアーズ」で、という声も。
「あなたは今までに映画『スター・ウォーズ』を観たことがありますか?」という質問では、
・ある……58.0%
・ない……42.0%
と、約6割の女子が、いずれかの作品を観たことがあるという結果に。半数は超えたものの、認知度が100近い世界的に有名な作品としては、約4割が一度も観たことがないというのはやや意外な結果と言えるかもしれません。
●観たことがないのはなぜ?
続いて、観たことがないという人たちの理由を探ってみると…
「物語も複雑そうだし登場人物が多すぎて、設定をちゃんと理解するのが大変そう」(29歳/事務)
「今まで公開された作品をすべて観ないと世界観についていけなそうだから」(39歳/事務)
「宇宙船や戦いなど男性は好きそうな映画だけど、女性が面白いと思える要素があるのかがよくわからない」(34歳/営業)
など、内容はなんとなく知ってはいるものの、"SFの戦闘モノ”というテーマやストーリーに、ハードルの高さを感じている人が少なくないようです。また、作品数が多いことも「どれから観ればいいかわからない」と、遠ざかってしまう要因に。●観ている人は、どの作品の、どこが好き?
一方で、『スター・ウォーズ』を観たことがある人を分析してみると、DVDやブルーレイをレンタルするのではなく、公開されたタイミングで映画館で、または、テレビ放映されたときに観たという人が多いようです。
「観たことがある中で、1番好きな作品を教えてください。」という質問では、シリーズとしては前作から16年ぶりに公開された『エピソード1 ファントム・メナス』(1999年)がダントツで75.4%。次いで、ファンの間でも名シーンが多いと呼び声高い『エピソード5 帝国の逆襲』(1980年)が64.3%という結果になりました。
特に、エピソード1は物語の時系列としても1番最初なので、入りやすいのかもしれませんね。
『エピソード1 ファントム・メナス』を観た人のコメントからは、
「アナキン・スカイウォーカー役の子役がすごく可愛い!」(25歳/専門職)
「日本を意識したアミダラ女王のファッションや美術には注目」(37歳/総務)
「当時10代とは思えない、アミダラ女王役のナタリー・ポートマンがすごく美しい」(41歳/事務)
など、物語や細かい設定やストーリーよりも、女子ならではの視点で楽しんでいる様子が伺えました。
この作品は、あのアンチヒーローであるダース・ベイダーの、意外にも可愛らしいアナキン・スカイウォーカーとしての幼少期が描かれていたり、着物や芸者の風貌など日本テイストが取り入れられた豪華な衣装がたくさん登場したりと、物語と同じくらい女子を惹きつける要素があるようです。
●『スター・ウォーズ』最新作の注目ポイントを伝授!
最後に、『スター・ウォーズ』が好きな女子に、最新作のどんなところに注目しているかを聞いてみました。
「シリーズでは初めて女性が主役なので、どんな風に描かれるのかが楽しみ」(25歳/専門職)
「『スター・ウォーズ』シリーズの戦うシーンや宇宙船の場面は、映画館で観るとディズニーランドの『スター・ツアーズ』のようなアトラクション感がすごくある。なので絶対に映画館で観たほうがいい!」(37歳/総務)
「予告編で観た、ハン・ソロ役のハリソン・フォードの変わらない格好良さが楽しみ」(41歳/事務)
詳しい全貌は映画が公開されるまで明らかにはなりませんが、予告編を観て公開を今か今かと心待ちにしている女子も多いようです。過去作を観ていなくて世界観やストーリーがわからないという人でも、全世界で吹き荒れている『スター・ウォーズ』フィーバーにはワクワクしているという声も。もし、あなたが「興味はあるけど、ハードルが高い」と感じていたのなら、こんな“女子ならでは”の楽しみ方も参考にしてみてはいかがでしょう。
また、プロデューサーのキャスリーン・ケネディさんからは「日本の皆さまへ」として、こんなメッセージが寄せられています。
「今回の作品の中心テーマは、『家族の物語(サーガ)』であり、家族が世代を経るごとに繰り広げられる『愛と喪失』のドラマです。これは『現代の神話』を目指した『スター・ウォーズ』に脈々と続いている大きなテーマであり、新作にもしっかりと受け継がれています。
その一方で、過去にはなかった新しいテーマも加わっています。それが『女性』です。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』では、3人の力強い女性キャラクターが初登場します。彼女たちは物語が続くにつれてますます活躍の場を広げ、物語の中で大きな役割を担うことになります。『スター・ウォーズ』の中心である『家族の絆』と『愛』を受け継ぎながらも、若く新しいキャラクターによって新しい命を吹き込まれたことで、はたしてどんなドラマが生まれるのか?それは、この作品の大きな見どころのひとつになるでしょう」
この年末年始には、これまでの全6作品がテレビ放映されることも決まりました。
最新作とともに要チェックですね!
(文/石狩ジュンコ)
※この記事は2015年8月31日~9月7日に実施した読者アンケートをもとに構成しています。
© 2015Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.
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『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
映画を超えた史上空前のエンターテイメント『スター・ウォーズ』、その新たなる3部作の第一弾。『ジェダイの帰還』から約30 年後を舞台に、フォースを巡る全く新しい“家族の愛と喪失の物語”が描かれる。砂漠の惑星で家族を待ち続けている孤独なヒロイン、レイの運命は“ある出会い”によって一変することに…。
旧シリーズの不朽のキャラクターたちに加えて、重要なカギを握るドロイドBB-8、ストームトルーパーの脱走兵フィンなどが登場。世界中が注目する悪役は十字型のライトセーバーを操るカイロ・レン。
12月18日(金)18:30 全国一斉公開『スター・ウォーズ』公式サイトへstarwars-jp.com/force