意外と知らない「自転車事故」の重大さ…もし保険未加入でケガをさせたらどうなる?
ここ数年、健康志向や維持費が安いこともありブームとなっている自転車。最近ではロードバイクやクロスバイクと呼ばれる、走ることに向いている自転車の人気で、趣味だけではなく、通勤などの中長距離の移動も自転車で行うという人も増えてきました。
一方で自動車と同様に、「ながらスマホ」のような危険な運転による事故も増加傾向にある用です。
もしも自転車で歩行者に衝突してけがをさせてしまった場合、思った以上に大変なことが待ち受けているかもしれません。
今回は自転車で事故を起こすことの怖さについて説明してみましょう。
*画像はイメージです:https://pixta.jp/
■自転車保険に入っていますか?
自動車やバイクと違って、強制加入保険(自賠責保険)のない自転車。
つまり、任意保険に入っていない場合に自転車事故を起こしてしまったら、被害者の治療費、休業損害、慰謝料、事故がなかったら被害者が今後得られただろうお金などを全額自己負担で賠償しなければならなくなります(もちろん自分の治療費や壊れた自転車代なども)。
■「過失相殺」がない場合も
事故になったとしても、歩行者のほうもスマホを見ながら歩いていたり急に方向転換したりなどの落ち度があったらその分賠償額が減る(過失相殺される)