自動車検問で「警察官が外からエンジンスイッチを切って」きた!こんなのってアリ?
忘年会が盛んに行われているこの時期は、飲酒運転を取り締まる検問も多く行われます。酒を飲んだ状態での運転は重大事故を引き起こしす可能性が高いにもかかわらず「大丈夫だろう」と考える人も存在しているため、事故を未然に防ぐという意味では重要な行為です。
また、爆発物や薬物を自動車に隠す人間も多いことから、各国の要人などが来日した際に犯罪防止などを理由に検問が行われることがあります。ほとんどの人は言うとおりにしてやり過ごしていると思いますが、やましいことが全くないにもかかわらず、警察官からあれやこれやといわれ、車内を調べられるのは気分の良くないもの。
しかし車内の検査を拒否すると、不審者として扱われてしまうことはほぼ確実のよう。なかには「逃さん!」とばかりに実力行使として自動車の外から手を伸ばし、スイッチを切ってくることもあるようです。これは違法ではないのでしょうか?
Q.「窓から手を入れスイッチを切る」自動車検問は許される?
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A.具体的に異常な挙動などが外から検知される場合、許される。
検問中の車に明らかで具体的な異常を警察官が検知したと感じた場合は、警察官職務執行法2条1項で定められる職務質問をするために「停止」