軽い気持ちで他人のブログをコピペ…訴えられれば重い刑罰になる可能性も!
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新規開設したキュレーションサイトや、個人ブログ、クラウドソーシングでクライアントに提出する原稿――数をこなして、てっとり早くアクセスや賃金を稼ぐのに用いられているのが、他人の書いたWEB記事の無断コピペ流用です。
ネットの記事はもちろん、ライターが撮影した写真までマルパクするのに、ほんの10秒もかかりません。
デジタルの世界ではこのコピペが簡単なので、ふだん企業が開設している商業サイトに記事を提供しているプロライターが、ある日、自分の記事が丸ごとコピーされているのを知って仰天することが多々あります。
提携先に転載されることはあっても、記名と出典元は明らかにされていますが、出典元はなく、記名も替えられていた時はどうすればいいでしょうか?
著作権問題に詳しい、パロス法律事務所の櫻町直樹弁護士に対応方法をお訊きしました。
■明確な著作権の侵害!記事の差し止めを請求
「無断でブログに記事を転載(盗用)してネットユーザーに閲覧させることは、記事という「言語の著作物」(著作権法10条1項1号)