大相撲で発生する「座布団の舞」…怪我をしたら賠償請求できる?
3月12日から26日まで行われた大相撲3月場所。注目を浴びていた優勝争いは、千秋楽にまでもつれ込み、新横綱の稀勢の里が2場所連続2回目の優勝を果たしました。
今場所では、稀勢の里は、安定した取り口で勝利を重ねる一方、これまで盤石の強さをみせてきた白鵬が5日目に休場。17年ぶりの4横綱による優勝争いに注目していたファンにとっては、少々残念な場所になりました。
横綱は相撲界でトップの立場にあり、つねに勝利を義務づけられた存在。
仮に格下相手に負けると、会場に座布団が舞うことになります。場内アナウンスでは「座布団を投げないてください」と呼びかけ、館内の禁止事項にも明記されているのですが、金星が発生すると、必ずその光景を目にします。
マス席の座布団は意外と重く、舞った物が当たると痛いもの。
仮に当たりどころが悪く、怪我をしてしまったら、投げた人間に治療費や損害賠償を請求したくなりますね。
実際のところ、そのようなことは可能なのでしょうか?
Q.大相撲の会場に舞う座布団に当たって怪我をした場合、損害賠償を請求できる?
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