くらし情報『相次ぐ歴史的建造物への「染み」事件…どんな罪になる?』

2017年4月19日 22:37

相次ぐ歴史的建造物への「染み」事件…どんな罪になる?

また、旧崇元寺のように重要文化財を怪我した場合は罪が重くなります。文化財保護法違反となり、5年以下の懲役または30万円以下の罰金が科せられます。

ご覧の通り、決して軽い罪ではありません。文化財はもちろん、公共物や私有物などに「落書きくらい良いや」などと考え、実行するのは絶対にやめてください。処罰されるということのみならず、先人たちが培ってきた歴史をも否定するような行為は、あまりに悲しいものです。

そして、一連の「油染み」犯人が早期に逮捕されることを願いたいものです。

*記事監修弁護士: 大達 一賢(エジソン法律事務所。第一東京弁護士会所属。
「強い、やさしさ。」、「守る≒攻める」、「戦略&リーガル」の3つの思いを胸に、依頼者のために全力を尽くします)

*取材・文:櫻井哲夫(フリーライター。期待に応えられるライターを目指し日々奮闘中)
【画像】イメージです

*kuro / PIXTA(ピクスタ)

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