クルマで帰ると分かっている人と一緒に飲酒したらどうなる…?
自動車で帰ることをはっきりと認識している状態で、一緒に酒を呑むことは3項に違反していますので、罪に問われる可能性が高いでしょう。
また、飲酒運転した者が事故を起こした場合「業務上過失致死傷罪」、重大事故の場合は「危険運転致死傷罪」が適用されることになりますが、こちらでも車で来ていることを知りながら飲酒を黙認した場合は、「幇助」の罪に問われることがあります。
今回の場合も、画像を公開した人物が仮に自動車で来ていることを知りながら一緒に酒を飲んでいたことになれば、当然幇助の罪を疑われることになると思われます。少々、軽率だったかもしれません。
飲酒運転は重大犯罪であり、これまでにも身勝手な人間によって大変に痛ましく、怒りを禁じ得ないような死亡事故が発生しています。
自動車運転者はもちろんですが、一緒にいる人間も「飲んだら乗るな」ということを意識し、注意喚起をするようにしましょう。
*記事監修弁護士:冨本和男(法律事務所あすか。企業法務、債務整理、刑事弁護を主に扱っている。
親身かつ熱意にあふれた刑事弁護活動がモットー。)
*取材・文:櫻井哲夫(フリーライター。期待に応えられるライターを目指し日々奮闘中)
【画像】イメージです
*8suke / PIXTA(ピクスタ)
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