国内で見つかった「ヒアリ」 もしも意図的に持ち込んだらどんな罰則が?
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猛毒を持つといわれる南米原産の「ヒアリ」が神戸港に続き、名古屋港でも見つかったことが話題になっています。
このヒアリは、人を死に至らしめるほどの強い毒を持っており、性格も非常に狂暴とのこと。一説によると、ヒアリに刺されたことにより、年間100名以上の人が命を失っているとの情報もあります。
こういった外来種による被害を防ぐために、法律はどういった手当てをしているのかについてご説明いたします。
■外来生物法という法律で制限されている
ヒアリのような外来種による被害を防ぐために、日本では「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」という法律があります。「外来生物法」などと省略されて紹介されることもありますが、正しくはこの通りです。
この法律では、生態系や人の生命や身体、農林水産業に被害が生じるおそれのある外来生物につき、国が「特定外来生物」と定めて、飼ったり、持ち込むことを禁止しています。
外来生物法が定める特定外来生物の一例として有名なものをあげると、いわゆる「ブラックバス(オオクチバス、コクチバス)」