- 死刑、無期もしくは長期(2年以上)の刑にあたる罪で起訴されている者、またはこれらの罪を犯した疑いを受け、逮捕状、勾留状、勾引状などが発行されている者
- 禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終えるまで、または、執行を受けることがなくなるまでの者(つまり、執行猶予期間を含む)
- 旅券法違反により処罰された経歴がある者
パスポートを取得できなければ、当然出国できない=海外旅行はできません。
◆諸外国による受け入れを認められない
パスポートの発行が認められても、その国の入国審査をクリアできなければ入国が認められません。入国審査には質疑応答や指紋登録などがあり、前科について記載されているビザの提出まで求められる場合もあります。
入国許可の基準は国によって異なるため、諸外国大使館や領事館に問い合わせてみてください。
自由の国アメリカは最も入国審査が厳しい?
入国審査の厳しい国の代表例がアメリカです。アメリカに入国するためには、パスポートに加えてビザを発給してもらう必要があります。
では、どうしたらビザを発給してもらうことができるのでしょうか?過去に前科がある人は、判決を受けた裁判所に判決謄本を発行してもらい、それを大使館に提出し、ビザ発給のための審査を受ける必要があります。