山口達也の辞表がリーダー預かりに…一般企業ではどう対応する?
先日、TOKIOの山口達也氏が事件を起こし、グループからの脱退を決意した際、リーダーの城島茂に退職届を提出したことが話題になりました。
結局、「自分たちでは決められない」として、退職届は「リーダー預かり」となったとのこと。その後事務所側と話し合いが持たれ、山口氏の契約解除が決定しています。
グループ脱退と契約解除、そして退職届の扱いも大きな話題となりました。
■一般企業でも「退職届」を預かるケースが
一般企業でも、退職届をしたものの、「もう少し頑張ろう」などと翻意を促し、上司などが「預かり」とすることがあります。辞めたいという意思を明確に持っている場合は、「邪魔」されることになりますので、困ってしまいますよね。
提出した退職届を「預かり」とされ事務処理してもらえない場合、どのように対処すればいいのか?また、明確に退職の意思を示している社員の退職届を預かることは許される行為なのでしょうか?
法律事務所あすかの冨本和男弁護士に見解をお伺いしました。
■退職届を預かられたらどうすればいい?
「退職届の預かりは退職の自由の不当な制限ですので許されないと考えます。